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ネット広告のCVR (コンバージョン率) を改善する方法を徹底解説

ネット広告のCVR(コンバージョン率)は1〜3%程度とされていますが、ポイントをおさえて工夫することで劇的なCVR向上が期待できます。

CVRを上げるためには「つかみ」と「流れ」が重要です。ユーザーに迷わせることなく自然と申込に誘導することで、CVR向上が期待できるでしょう。

そのためには広告専用ランディングページ(LP)を申込フォーム一体型®にするなど、余計なストレスや迷いを払拭させることが効果的です。

この記事ではネット広告のCVRを上げる具体的な3つの方法を中心に、CVRについて解説します。

目次

CVR (コンバージョン率) とは?

CVRとは、コンバージョンレート(Conversion Rate)の略称です。

コンバージョン率・申込率、顧客転換率とも呼ばれています。

コンバージョンは商品購入や資料請求、モニター申込など、各Webサイトや広告のゴールに合わせて設定されています。D2C(ネット通販)の広告においては、商品購入やモニター申込が一般的でしょう。

CVRは以下の計算式で求められます。

CVR=コンバージョン数(コンバージョンに至った人数)/広告やサイト全体のセッション数(広告やサイトの訪問者数など)

CVRは商品購入で1%、モニター申込で3%程度と、一般的には低い数値で捉えられています。しかしネット広告においては、以下で説明するようなポイントを踏まえることでCVRの向上が期待できます。

CVR (コンバージョン率) がアップするポイント

CVRをアップするためには、「つかみ」と「流れ」の2つがポイントです。

たとえ多くの人に広告をクリックしてもらっても、肝心のコンバージョンにつながっていなければ意味がありません。

「つかみ」

1つ目のポイントである「つかみ」とは、広告を閲覧した瞬間にユーザーの気持ちを惹きつけることを指します。

広告をクリックしても、90%のユーザーは10秒以内で離脱するといわれています。いかに最初のつかみが重要であるかがおわかりいただけるでしょう。

離脱されないためには、ファーストビューでユーザーに対し「まさにあなたの求めていた情報が記載されているサイトですよ」ということを伝える必要があります。

「流れ」

2つ目のポイントである「流れ」とは、広告をクリックしたユーザーに情報を提供し、問題に気づかせることです。

ユーザーが広告に記載されている商品紹介やレビューを読み進めていくことで、自分事として捉えられ、商品を購入する必要性を認識できるようになります。

D2C(ネット通販)の広告において、最終的なゴールは商品購入やモニター申込です。最後の申込フォームに情報を入力させるまで迷わせないよう、顧客の心理を分析し広告の流れを敷いておくのがポイントです。

関連記事:購買心理を理解して売上アップ【購入したくなるプロセスを学ぶ】

CVR (コンバージョン率) を改善する具体的な方法

では具体的に、D2C(ネット通販)においてCVRをアップさせる実践方法を3つ紹介します。

広告専用ランディングページ(LP) へ誘導

1つ目の方法は、ネット広告でサイトへ誘導する時に、本サイトでなく広告専用ランディングページ(LP)へ誘導することです。

ネット広告を出稿する上で絶対に行なってはいけないのが、広告から本サイトに誘導することです。

せっかく特定の商品を求めて広告をクリックしたにもかかわらず、遷移先のページで商品を探さなくてはならないとなると、多くのユーザーは離脱しCVRはほとんどゼロになってしまいます。

本サイトの商品ページに誘導しているD2C(ネット通販)会社も多いものの、高いCVRは期待できないでしょう。

CVRを高めるためには、必ず一つの商品に特化した広告専用ランディングページ(LP)に誘導するのが鍵となります。その際、他の商品ページには一切飛べないように設定するのがポイントです。

たとえば商品Aで広告を出稿したら、その誘導先の広告専用ランディングページ(LP)は商品Aに特化したページにします。

一つの商品に特化した広告専用ランディングページ(LP)にすれば、ユーザーが知りたい情報をすぐに提示できるため、迷いが減り劇的にCVRが向上するのです。

本サイトへの誘導と比べると、広告専用ランディングページ(LP)への誘導で約1.9〜3.2倍ほどCVRが上がるとされています。

申込フォーム一体型®にして遷移を短くする

2つ目の方法は、広告専用ランディングページ(LP)を申込フォーム一体型®にして遷移を短くすることです。こうした工夫でCVRが最大で2.5倍にアップする例もあります。

通常のページフローでは申込まで8段階ほど存在し、申込に至るまで多くの見込客が離脱しやすい構造になっています。

そのため、ページが遷移されるたびにどんどんユーザーが離脱する「カゴ落ち」現象がどうしても発生しやすいのです。

こうしたカゴ落ち現象の解決には、申込までの遷移を短くすることが効果的です。

広告専用ランディングページ(LP)を申込フォーム一体型®にすることで遷移を短くでき、顧客に与えるストレスを軽減させCVRアップが期待できます。

関連記事:カゴ落ちとは? 知っておきたい起こる理由と対策方法を紹介

D2C(ネット通販)には本サイトやカートはいらない

「D2C(ネット通販)であれば本サイトとカートの準備は最低限必要なのでは?」と思っている運営者の方は多いものです。

しかしD2C(ネット通販)において、スタートアップではじめる場合は、本サイトやカートの作成は必要ありません。

スタートアップ企業は、最初は1〜2商品しかないため、そもそも本サイトやカートは不要です。さらに商品が増えて、仮に本サイトを制作したとしても、そこにカートは必要ありません。

本サイトやカート設置にかかる費用を広告出稿費などに費やせば、より効率的に売上やCVR向上が期待できるでしょう。

まとめ:ポイントを押さえてCVR(コンバージョン率)アップ

ここまでネット広告のCVRを上げる具体的な3つの方法を中心に、CVRについて解説しました。

ネット広告のCVRは1〜3%程度とされていますが、今回お伝えしたポイントを取り入れることでCVR向上が期待できます。

申込フォーム一体型®などユーザーの負担を軽減する方法を取り入れ、広告専用ランディングページ(LP)のCVRをアップさせていきましょう。

※「申込フォーム一体型」は特許庁商標登録済み商標です。※登録商標第6041909号